東京の戸建住宅に住む Tokyo JAPAN
東京人はどんなところに住んでいるのでしょうか。
そんな素朴な疑問にお答えします、第1回目は「戸建住宅に住む」です。
世界的にみれば、東京のような大都市のなかに庭付き戸建住宅があるのはまれな存在です。
それも大富豪の邸宅ではなく、一般庶民の住宅がです。
現在の東京の戸建住宅群をみると、京都の町家にみられるような歴史的連続性がありません。
これと言った特徴がないのが特徴なのでしょうか、しかし子細にみると世界に一つしかない景観であることにまちがいありません。
スタジオヤマは、戸建住宅の建設現場をみると、中原中也(1907年-1937年)の詩「はるかぜ」を思い起こします。あの少々自虐的なフレーズを3回も繰り返す詩です。
はるかぜ
あゝ、家が建つ家が建つ。
僕の家ではないけれど。
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中央区 Chuo-ku TOKYO
一見長屋のようにみえますが、各戸の外壁が接するように建てられた戸建住宅です。銀座から地下鉄で2駅のところに、路地を挟んで戸建住宅が密集する街区があること自体驚きです。
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