中国福建省永定県に福建土楼を訪れる その1  Fujian CHINA

福建土楼(フージィェントゥロウ)を観に中国福建省永定県(ヨンディンシィェン)を訪れました。
2回に分けてブログします。

土楼では人々はどのように暮らしてきたのでしょうか。ティピカルな土楼をみてみましょう。
中央の広場には祖先を祭る祠堂や井戸などの共用施設があります。
それらを取り囲むように、住戸が配置されています。
各住戸の専有部分の構成は、1階は食堂や台所、2階は農作物などの倉庫、3・4階に寝室が配置されています。また住戸は日本の団地と同様に、プラン、仕様がすべて共通の標準タイプで占められています。
1階から最上階まで垂直区分で所有する状態は、一見してメゾネット住戸にみえますがそうではありません。専用部分に階段がありません、食事が終わり寝室に行くには共用の階段と外部の解放廊下を経ていくルートしかありません。ただし例外的に大規模な土楼では住戸内に階段があるタイプもあります。
トイレ、浴室は土楼から出た外部にあります。夜間は土楼のメインゲートが閉まりますので用足しは「おまる(馬桶)」を使用します。
土楼での暮らしぶりを経済的、社会的にみるならば、儒教に基づく家父長制に基盤をおいています。
一族の家父長は、宗祖を祀り、すべての家族を統率し内をおさめ、対外的には一族の代表として事に当りました。かつては収入と支出は家父長が管理し、男子は財産に対して平等の権利を持っていました、原始共産性のような社会だったのでしょう。
土楼の外を閉じ内に解放し平等性を重んじた造りは、暮しぶりを如実に反映させた結果のです。

《 初渓土楼群 》
チューチートウロウチン  近くの山の上から観た円楼と方楼が程よく混在した土楼群は見ごたえ十分です。村内を散策していると、訪れる人があまりいないのでしょうか、村人の興味津々の視線を感じます。
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《 集慶楼 》
         ジーチンロウ/円楼  例が少ない、各住戸ごとに専用階段があるメゾネット方式(単元楼)です。
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          《 縄慶楼》
     シォンチンロウ/方楼  4階建て、初渓土楼群を代表する方楼です。
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     《庚慶楼 》
     ゴンチンロウ/円楼  住居部分に囲まれた中央の円形の建物は、祠堂などの共用部分です。
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《 襄正楼 》
シャンチョンロウ/方楼  土楼の中に入ると、生活臭で満ち溢れた暮らしぶりを眼の前でみれます。
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《 栄昌楼 》
ロンチャンロウ/円楼  外壁が漆喰で化粧されています。これが土楼一般の本来の姿なのでしょうか。
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《 富紫楼 》
フーズーロウ/方楼  廃屋寸前ですが人が住んでいます。こうなると加速度的に崩壊が進みます。
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《 徳輝楼 》
ドオフイロウ/方楼  方楼の場合、角部屋の扱いがデザインの要なのでしょう。
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《 振福楼 》
チェンフーロウ/円楼  1913年竣工、渓流のほとり建つ姿が美しいです。
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《 衍香楼 》
イェンシャンロウ/円楼  直径40m、4階建ての土楼。こちらも渓流のほとり建つ姿が美しいです。
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《 環極楼 》
ホワンジイロウ/円楼  1693年竣工、300年以上の歴史があります。

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《 東成楼 》
トンチョンロウ/方楼  方楼ですが四隅を隅切りしています、よって八角楼と呼ばれています。
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Tag:東アジア/東南アジア  Trackback:0 comment:0 

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