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アンベール、クンバルガル、チトルガル、ジョードプルなどラージャスターンの丘陵要塞  Amber Kumbhalgarh Chitorgarh Jodhpur West INDIA

西インドにある6つの要塞都市が「ラージャスターンの丘陵要塞」として、世界遺産に登録されました。それらを含む西インドの代表的な要塞都市をブログします。

要塞都市とは、外敵から都市を守るため、周囲を堀、土塁、城壁などの防御施設を設けた都市のことを言います。城塞都市、城郭都市、囲郭都市とも言います。


アンベール(Amber)は、ジャイプルの郊外に位置する要塞都市です。もともと砦があった丘陵に16世紀に入って、ラージプート族のラージャー・マン・シンによる大規模な築城が始められ、18世紀にジャイプルへ遷都されるまで、ラージプート族の首都でした。

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クンバルガル(Kumbhalgarh)は、標高1000mを超える山奥にあります。

堅固な城壁に囲まれた要塞は、15世紀ごろから建設が始まりました。

最盛期には、住居や300を超えるヒンドゥー教寺院やジャイナ教寺院がありました。一番高い丘陵の上に、バダル・マハル宮殿(Badal Mahal) が納まっています。 
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チトルガル(Chitorgarh)は、クンバルガルと同じメーワール王国の要塞都市です。

幅1km、長さ5km、平地からの高さ150mもある丘陵のうえに難攻不落といわれた要塞が建設されました。要塞の中には宮殿やヒンドゥー教寺院、ジャイナ教寺院が散在し、特にインドでは珍しい塔建築が2基存在することで知られています。
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ジョードプル(Jodhpur)のメヘランガル城(Meherangarh Fort)は、街を見下ろす高さ120mの丘陵に、17世紀から19世紀にかけて建設されました。

城内には、隅が垂れたベンガル風の屋根を特徴とする宮殿が、中庭を囲みながら連なっています。宮殿の足元には市街地が広がり、中でも時計塔のあるサルダル・マーケット(Sardal Market)が魅力的です。
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