メキシコにマヤ文明を訪ねて ウシュマル Uxmal MEXICO
マヤ語の「三度にわたって建てられた町」を意味するウシュマルは、メキシコのユカタン半島北部のプウク地方に位置し、7世紀から11世紀にかけて繁栄を誇った古代都市遺跡です。
ウシュマルではみごとなプーク様式の壁面装飾を観ることができます。
プーク様式とは、横長の建築の壁面を、宗教的祭祀や幾何学模様の彫刻を施した石を化粧張りし、全体として一つのストーリーを物語るような装飾を施す手法です。
数多くある建築のなかでも尼僧院(Cuaorangulo de las Monjas)のプーク様式の壁面装飾は、見応えがあります。
尼僧院:建物にたくさんの小部屋があることからスペイン人によって名付けられましたが
実際の用途は、宮殿であったと言われています。
尼僧院は、東西65m、南北45mある中庭を囲んで四方を建築が取り囲んでいます。 実際の用途は、宮殿であったと言われています。
建築の壁面には、マヤの伝統的な雨神チャクと、羽毛のある蛇ククルカンをメインモチーフに、それを強調する複雑な幾何学模様とがダイナミックに展開しています。
この壁面装飾は、プーク様式関していえば、マヤ文明の遺跡なかでも最高傑作の一つでしょう。
そのころ設計中であった日本の旧帝国ホテルのデザインにもそのモチーフが採用されました。
エントランス廻りや内部のパブリックスペースを飾る大谷石による壁面装飾は、プーク様式に源を求めることができるのです。
これでウシュマルは、フランク・ロイド・ライトを介して日本とつながりました。
旧帝国ホテルの一部は明治村に保存されていますので興味のある方はどうぞ。


Cuaorangulo de las Monjas
Palacio del Gobernador
El Palomar
Piramide del Adivino
この壁面装飾は、プーク様式関していえば、マヤ文明の遺跡なかでも最高傑作の一つでしょう。
ウシュマルは日本と関係あることをご存知でしょうか。
そのころ設計中であった日本の旧帝国ホテルのデザインにもそのモチーフが採用されました。
エントランス廻りや内部のパブリックスペースを飾る大谷石による壁面装飾は、プーク様式に源を求めることができるのです。
これでウシュマルは、フランク・ロイド・ライトを介して日本とつながりました。
旧帝国ホテルの一部は明治村に保存されていますので興味のある方はどうぞ。






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