メキシコにマヤ文明を訪ねて トゥルム Tulum MEXICO
マヤ文明は、中央アメリカのユカタン半島を中心とするメキシコ南東部、グアテマラ、ベリーズ、ホンジュラス、エルサルバドルなどいわゆるマヤ地域を中心として栄えた都市文明です。
紀元3世紀ころに興り、10世紀に最盛期を迎えました。
16世紀ごろからスペイン人が侵入し、17世紀にはマヤ地域すべてがスペインの植民地となり、都市国家としてのマヤ文明は終焉を迎えました。
マヤ文明圏では、統一国家が樹立されることなく、各地の都市国家が覇権と興亡を繰り返しました。それぞれの都市国家では、巨大なピラミッド型の神殿が築かれ、おなじ宗教観と象形文字を持ち、他に類がない天文学・暦学・数学などと、建築・都市施設などの都市文明が、高度に発達していました。
マヤ文明の遺跡は数多く残っています、今回のシリーズではメキシコ南東部にある5つの遺跡をブログしたいと思います。
トゥルムは、メキシコ、ユカタン半島の海沿いに位置し、10世紀から15世紀にかけて繁栄した都市国家です。16世紀にはスペインの進攻を受けます、スペイン人がマヤ文明圏において最初に遭遇した都市だそうです。
ロケーションが素晴らしい。
カンクンに連なるカリブ海の絶壁を背にして、断崖上に位置しています。
遺跡がエメラルドグリーンの海に映えます。



El Castillo

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