崩れ行く廃墟の美ショナルガオン Sonargaon BANGLADESH
<黄金の都>という意味を持つショナルガオンは、バングラデシュの首都ダッカからバスで2時間ほどのところに位置しています。
水運の中枢都市だったショナルガオンは、12世紀から13世紀にかけて大いに発展し、17世紀ムガール帝国ベンガルの首都が、ダッカに移るまで東ベンガルの中核都市でした。
街の一角にヨーロッパ風の建築が立ち並ぶ地区があります、ここは19世紀末から20世紀中頃まで、ヒンドゥー教の裕福な商人たちが住んでいた地区です。
現在のバングラデシュが、東パキスタンとしてインドから独立した後、ヒンドゥー教の住人達はイスラム教徒の脅威から逃れるためにインドへ移住しました。
細い道の両側に並ぶかつて商人たちが住んでいた豪邸は、その後地元の人々が住み着いていますが、メンテナンス不足から朽ち果てた姿になってしまいました。
スタジオヤマはそこに<崩れ行く廃墟の美>を感じました。
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Sonargaon BANGLADESH
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