ウクライナの世界遺産を巡る その4
ウクライナの世界遺産を巡る。
シリーズ第3回は、チェルニウツィにあるブコヴィナ・ダルマチア府主教の邸宅です。
チェルニウツィ Chernivtsi
まずはチェルニウツィの地政的位置を確認しましょう。
スタジオヤマは、ポーランドのスチャヴァ(Suceava)から路線バスにてウクライナ、チェルニウツィ州の州都チェルニウツィに入国しました。
ウクライナそしてチェルニウツィは、有史以来、周辺諸国からの侵略と併合、13世紀モンゴル族の侵略などなど、第2次世界大戦後ソビエト連邦編入まで歴史的できごとに翻弄され、それは連邦崩壊後1991年ウクライナ独立まで続きました。
現在のチェルニウツィは、ウクライナ西部の文化の中心地として発展しづけています。












《 ブコヴィナ・ダルマチア府主教の邸宅 Residence of Bukovinian and Dalmatian Metropolitans》
ブコヴィナとは、ウクライナ、ルーマニアにまたがる地域の歴史的地名です。
そしてその中の一つの主教区がダルマチアです。
この邸宅は、ブコヴィナがオーストリア帝国に属していた1864年から1882年にかけて、チェコ人の建築家ヨセフ・フラヴカの設計で建てられました。
建築群は、かつてのダルマチア府主教たちの住居や聖堂・修道院・庭園などからなり、現在はチェルニウツィー大学の校舎の一部として利用されています。






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