チャンパ建築 VIETNAM
当時のチャム族はヒンドゥー教を信仰していました、したがってチャンパ建築はインド文化圏建築の特徴が顕著にみられます。
チャンパ建築の遺跡は、フエ以南の中部ベトナム各地に数多く残されています。
ミーソンでは、ベトナム戦争時の爆撃により相当数の遺跡が破壊されてしまいました、それでも8世紀から13世紀末までに建てられた、大小ふくめて70棟を超える遺跡が残っています。
チャンパ建築は、焼成レンガをセメントによる接着ではなく、摺りあわせによる構法により積上げ、少しづつレンガを迫り出し、内部空間を造りあげ全体としてマッシブな建築を造りました。
さらにレンガに彫刻による装飾を施し、石像を内部外部に配置し、建築を完成させました。
遺跡群の中で代表的な建築である祠堂の内部には、シヴァ神の象徴として男性器かたどった石柱状のリンガが置かれました。
ただし現状はリンガも石像もありません、事情は次回にブログします。
チャンパ建築をさらに詳しく知りたい方へ
重枝豊日大教授の「チャンパ王国の遺跡と文化」を筆頭とする一連の著作。
入手ができれば MONUMENTS CAMS DE L’ANNAM が素晴らしい、ベトナム戦争などで破壊され今はわずかな痕跡しか残っていない遺跡を含めて、チャンパ建築のほぼ全容を網羅しています。平面図、立面図などのドローイングをみていると想像力をかきたてられます。





交易都市ホイアン Hoi An VIETNAM
16世紀フエに広南阮氏政権が樹立されると交易の窓口港となり、中国人、日本人、ポルトガル人、オランダ人などが来航し、国際貿易港として繁栄していました。
当時1000人以上の日本人が暮らしていたそうです。
日本人が架けたといわれる屋根付きの来遠橋や、日本人墓地が残されています。
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その多様性をタイにみましょう。
結 縁
けちえん 仏陀と善の綱で結ばれる

Wat Phanan Choeng Ayutthaya THAILAND